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10年後の農場の青写真!

10年後の農場の青写真!

長期間続いた相場高も終わり、今までのような枝肉相場に期待することは望めなくなってきました。
TPPの問題や加工肉の発がん性報道など厳しい養豚経営環境が続きます。
しかし、JASVのベンチマーキングを観ると、コストの大半を占める飼料代も農場間の格差が大きいことがわかります。
売上飼料比率で上位10%の農場が42.0%、下位10%の農場で57.3%と15%の開きがありました。
飼料価格を交渉し、単価を安く購入している大規模経営が有利かと言うと、そうとも言えません。
小規模農場でも飼料費を抑えている農場もあります。
今年ももうあと少しです。
来年の計画を考えていると思いますが、単年度だけでなく5年、10年先を見越した農場の青写真を描かなければなりません。
それを達成するために障害となることが問題点となります。
問題点を解決するために、課題ができます。
業界は今、大きな津波のような波が打ち寄せてきていますが、津波にのみ込まれない様に、主体的に行動することが大切です。