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行動科学の基本「ABC」モデル!

行動科学の基本「ABC」モデル!

 いよいよ暑熱シーズンに突入。計画・実行したが、その結果のチェック、検証ができていないことがありませんか。やったつもりだったり、結果がネガティブで継続できずPDCAサイクルが頓挫。このようなことをなくすためには行動科学が役立ちます。人の行動には「先行条件(A:Antecedent)」「行動(B:Behavior)」「結果(C:Consequence)」というサイクルがあり、このサイクルをABCモデルと言います。人は条件があるから行動が必要となり、行動には結果が伴う。結果が望ましいものであれば、人間は同じ条件のもとでは同じ行動を取るようになる。行動の結果がデメリットのあるものなら、行動は繰り返されない。人は「ポジティブな結果が、すぐに、確実に」出る行動を繰り返します。デメリットよりメリットを考えることが、行動の継続においては大切であると行動科学マネジメント研究所所長の石田淳氏が著書で述べています。今年こそは、検証そして結果がついてくる暑熱対策を!      (参考図書:無くならないミスの無くし方 石田 淳著 日本経済新聞出版)