人は誰でも間違える(ヒューマン・エラー)可能性を持っていることを前提にした安全対策のイロハです。
「フール・プルーフ」とはミスをカバーできること、「フェイル・セーフ」とはミスがあっても安全な仕組みを作っておくことでリスクを回避させる考え方です。
農場のバイオセキュリティーに例えれば、シャワー浴や専用作業着の更衣、各豚舎の長靴交換などがフール・プルーフになるでしょう。
隔離検疫舎での導入豚検疫がフェール・セーフとなります。
農場への疾病の侵入は豚や精液、車両や人が大半を占めます。
すなわち、人災です。
疾病が安定してきている今こそ、バイオセキュリティーの徹底を!