畜産農場向けの危害分析重要管理点(HACCP)の認証が始まりました。
最初に認証された農場は14農場、そのうち豚は6農場でした。
HACCPシステムは1960年代、米国航空宇宙局(NASA)で宇宙食の安全を確保するために開発されました。
すべての製造工程から食中毒などの人に対する危害要因(ハザード)を洗い出し、それらを排除・低減させるシステムで、すべての製品の安全性を確保するための仕組みです。
平成8年から取り組みが始まり、平成21年には農林水産省が「畜産農場における飼養衛生管理向上の基準(農場HACCP認証基準)」を公表し、推進されてきました。
養豚の仕事は、消費者のみなさんに安全で美味しいお肉を供給することです。
豚を健康に育てることと同時に我々の口に入るお肉を自信を持って安全であることを証明できるようにするためのシステムが「農場HACCP」です。