PEDの感染が続いている地域があり、未発生農場では引き続きバイオセキュリティーの徹底と発生農場においてもウイルス量を減らすための消毒の徹底が欠かせません。
ワクチン接種済みでも大量のウイルスが存在する状態では母乳に入っている免疫量では足りなく、子豚の症状が重くなってしまい効果が減弱してしまうこともあります。
どのような農場でも「消毒の徹底」がカギです。
今年はエルニーニョの発生予報が気象庁から発表されていますが、PEDの種豚場での発生などを受け種豚の供給が十分できない場合もあるようです。
このように繁殖成績が落ち込みそうな要因が揃っています。
例年通り以上の暑熱対策を行ってください。
なお、季節性ワクチンである日本脳炎の確実な接種はもちろんのことです。
PED対策も重要ですが、生産性にとって暑熱の対策も非常に重要な課題です。