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第7回国際新興・再興豚病学会開催!

第7回国際新興・再興豚病学会開催!

世界の養豚産業で現在問題となっている新興・再興感染症にフォーカスをあてた国際学会が京都で開催されました。
世界各国から豚病の研究者や獣医師ら約1000人が集まりました。
国内でも問題となっているPEDについての発表が多くを占めました。
また、海外悪性伝染病の口蹄疫やアフリカ豚コレラについての報告もありました。
韓国の口蹄疫はワクチンの接種が確実に行われなかったことが大きな原因でした。
アフリカ豚コレラはアフリカイボイノシシの風土病であったものが汚染厨芥物を介してヨーロッパに侵入、その後イノシシが国境を越えてポーランドでの発生につながりました。
PEDについては、種豚場の清浄化事例の発表や肥育豚の感染試験などの報告がありました。
今まで同様にバイオセキュリティーの強化と外部からの導入豚には隔離検疫舎を設け、清浄な状態を確認してから農場に導入することが重要であることが再確認できました。