PEDの発生報告が絶えません。
また、非発生農場に復帰した農場での再発生も報告されており、PEDウイルスが農場内のどこかに潜んでいる可能性があります。
離乳舎は?肉豚舎は?ピット内は?スラリーは?・・・環境中のウイルスを確認することで状況を確認できますし、対策も立てられます。
バイオセキュリティは農場内へ入ってくるもののコントロールと農場内での対策の二つに分けられます。
豚(精液)、車両、物品、人、媒介動物を中心にコントロールします。
農場内においてもピッグフローのワンウエー化、オールイン・オールアウトなどの管理で感染を拡大させない対策をとります。
さらには、病原体を残さないために豚舎の洗浄・消毒・乾燥と続きます。
一般論は皆さん理解されていますが、詳細な部分で曖昧なことがあったりします。
病原体はそのような隙をついて侵入してきます。
もう一度バイオセキュリティ対策の再確認をし、農場を疾病から護ってください。