PED(豚流行性下痢)は、平成25年10月に沖縄県で発生以降4シーズン目に入ってしまっています。
慢性的な発生のある農場、新たに発生が報告される農場もあるようです。
PED対策はすでにご承知のように「母豚群への免疫付与、哺乳豚の確実な初乳と常乳の摂取、農場へウイルスを入れない、農場内でウイルスを増やさない」ことではないでしょうか。
「哺乳豚に確実に初乳と常乳を飲ませる」ことがおろそかになっているように感じます。
免疫を持った母豚がいても哺乳豚が母乳を飲めなければ意味がありません。
日ごろの母豚の管理が大きく影響します。
母豚のボディーコンデションや健康管理など母豚の妊娠・分娩・哺乳がうまくいかないといけません。
母乳を飲むためには哺乳豚の活力がないと十分な量が飲めません。
母豚の管理、哺乳豚の管理の「ツメ」を見直してみてください。
これらのことはPEDが発生していない農場にも共通して言えることです。