豚コレラは9月に初発が確認されて以来、終息どころではなく拡大の一途をたどっており、野生イノシシでの感染拡大が問題となっています。
一方、隣国の中国ではアフリカ豚コレラが全土的な広がりを見せています。
グローバル化の波で、世界的に伝染性疾病のリスクが高くなっています。
国内にも伝染性疾病の病原体が侵入している可能性が高いと考えたバイオセキュリィテイの強化・徹底が必要です。
さらに、養豚業界も防疫だけでなく、貿易(世界情勢)にも注力していかなければなりません。
TPPやEPAだけでなく、アメリカとの貿易交渉の行方にも目が離せません。
このような混沌とした情勢ですが、足元をしっかりと見据えた養豚生産が肝心です。
すなわち、基本に忠実な管理が生産性の向上やコストダウンにつながります。
今年もみなさまの農場に貢献できるよう精進してい行く所存です。
本年もよろしくお願い申し上げます。