慢性的な人員・人材不足、労働環境の改善等で農場で働く時間(豚を観る時間)が少なくなっています。
農場の仕事が作業をこなすことが精一杯で、豚の訴えているサインまで見れなくなっているように感じます。
1日の中の1/3の時間、しかも週5日程度で豚のことがわかるのでしょうか?だんだんと豚を観れる職人(ストックマン)さんが育ちずらい時代となってきています。
最近の技術の進歩でIoT(モノのインターネット化)関連商品も格安となり、取り組みやすくなってきています。
農場にいなくても生産データ、舎内環境、飼料在庫や豚の体重、防犯カメラなどの情報がリアルタイムでわかるようになってきています。
このような技術を使い、熟練した職人が持っている「暗黙知」をだれでもわかる「形式知」として共有していくことが可能ではないでしょうか。
すべての技術を言語化した「形式知」にしていくことは大変なことですが、スタッフが少しでも早く真のストックマンになるための早道ではないでしょうか。