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緊急事態宣言!

緊急事態宣言!

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い3回目の緊急事態宣言が東京、大阪、兵庫、京都の4都府県を対象に発出されました。変異ウイルスの感染力、ワクチン接種、医療体制等の問題が山積となっています。まん延防止等重点措置も感染状況から地域ごとに適用され、感染拡大を防ぐためにこれまで以上に対策の徹底が求められています。一方、養豚業界でもCSF(豚熱)がワクチン接種農場での発生が立て続けに報告されました。野生イノシシの感染が拡大しており、いつ・どこで発生してもおかしくない状況です。農場はフェンスで周囲を囲い、防鳥ネットも整備されてきていますが、CSFウイルスは確実に農場内に侵入してきています。ワクチン接種前の子豚が収容されている豚舎のバイオセキュリティ強化の徹底と確実に均等に十分量の初乳を飲ませることにより移行抗体のバラツキをなくすことも最重要ポイントです。CSFを発生させないためには、日ごろの母豚の健康管理も対策の一環となります。