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知ってるつもり?!

知ってるつもり?!

 ベテランのスタッフでも何のためにその作業をしてるのか、「知ってるつもり」でそのままスルーしていることがあります。質問されると明確に答えられないこととなります。自分がわかっていないことには2種類あると「知ってるつもり」の著者の西林克彦氏が指摘しています。「まったくわからない」ことと「知ってるつもり」とのことです。まったくわかっていないことを理解していくためには知識をつけていかなければならず、知識をつけていけばいくほど「わからないこと」がピンポイントでわかってきます。一方、「知ってるつもり」は、あたり前だと思っていることに疑問を持たずに過ごしてきてしまっています。いろいろな問題が現場では起きます。問題を発見するためには、自分自身の手持ちの知識が高くなければ見つけることができません。知識があることで物事を追求していくと「わからなく」なってきます。そこが問題点となります。我々の仕事である養豚についての「知ってるつもり」をもう一度見直し、精度を高めていきたいものです。

(参考図書:知ってるつもり 西林克彦著 光文社新書)