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相次ぐ豚熱発生!

相次ぐ豚熱発生!

 山口、広島県でのCSF陽性イノシシが相次いで確認され本州、四国全域がワクチン接種推進地域となりました。残るは九州と北海道のみとなりました。イノシシの活動が活発になると同時に北関東で豚熱が立て続けに発生してしまいました。ワクチン接種、バイオセキュリティの強化が叫ばれている中での発生です。無念でなりません。ワクチンの接種・判定方法、この病気に対する根本的な考え方など、課題が山積状態です。日本の養豚産業にとってCSFに対する現状と将来を見据えた最適な解決方法とは?どのような方向が良いのか、みんなで考えていかなければなりません。と言っても・・・ 確実なワクチン接種(液性免疫だけでなく細胞性免疫も感染防御に関わっています)、農場内にCSFウイルスがもうすでに侵入してしまっている前提に基づいたバイオセキュリティ対策の徹底(交差汚染、鳥獣害対策)、母豚・子豚の飼育管理(水、エサ、環境)で健康状態を悪くさせないなど、自分の農場を徹底的に護るという意志と実践力が問われます。